結論
Ubuntu版Dropboxでは、ファイルの変更をinotifyというソフトで監視しているらしいのだが、このソフトには監視できるファイル数の上限が決まっており、Dropbox内のファイル数がこれを超えると、Ubuntu版Dropboxはファイルの変更を追うことができなくなり、同期が止まってしまうらしい。
私は、端末上に表示されていた下記のメッセージを完全に見逃しており、数日間沼った。
Unable to monitor entire Dropbox folder hierarchy. Please run "echo fs.inotify.max_user_watches=100000 | sudo tee -a /etc/sysctl.conf; sudo sysctl -p" and restart Dropbox to fix the problem.
解決方法書いてあるやん...
結局、端末上で次のコマンドを実行すれば解消する。
% echo fs.inotify.max_user_watches=100000 | sudo tee -a /etc/sysctl.conf; sudo sysctl -p % sudo sysctl --system % dropbox stop % dropbox start
参考
上記の内容のより詳しいものは下記のqiita記事に書いてある。というか、この記事のおかげで助かった。
同期が全然進まず、色々調べていたときにこの記事を見つけ、「でも自分はこんなメッセージ出てないしなぁ」と思って改めて端末見たら普通に書いてあった。
ただ、この記事では『UbuntuのDropboxが「開始中」のままで同期が進まない』という事象については触れられていなかったので、そのキーワードで検索した人が答えにたどり着けるようにこのブログを書いた。